脂肪燃焼効果があると言われる、ウーロン茶。
そんなウーロン茶に、カフェインが入っている事を知っていますか?
この記事では、ウーロン茶のカフェインについてや効果などについて書いていきますね。
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ウーロン茶には、カフェインが入っている
ウーロン茶というと、脂肪燃焼効果がある事で知られる、ダイエットをしている女性にも人気の飲み物ですよね。
そんなウーロン茶には、カフェインが入っています。
カフェインは、必ずしもカラダに悪影響があるわけではないですが、摂り過ぎるのは、注意が必要なんです。
しかし、女性に嬉しい効果のあるウーロン茶は、ダイエットに効果があるのは、間違いないようなので、なるべく飲みたいと思う人も多いと思います。
そこで、ウーロン茶のカフェイン量やカラダに及ぼす効果を挙げてみます。
1日当たりどの程度の量まで、飲んでも大丈夫から、見ていきましょう。
ウーロン茶に入っているカフェイン量は、どのくらい?
ウーロン茶のカフェイン量は、100ml当たりおよそ20mgです。
コップ1杯が200mlとすると、1回に40mg摂る事になります。
数字だけにすると、分かりにくいので、1日当たりどの程度、飲んでも大丈夫なのか、説明しますね。
日本では、はっきりした目安量は、決まっているわけではないんですが、欧州食品安全機関(EFSA)では、成人だと、1日当たり400mg以内であれば、問題ないとされています。
ウーロン茶だと、1日当たり、コップ10杯ぐらいまでなら、大丈夫そうですね。
10杯も飲む人は、そんなには、いないと思いますが、頭の片隅にでも入れておきましょう。
ウーロン茶とコーヒーのカフェイン量の差について
一般的に、カフェイン量が多いとされるコーヒーと、カフェイン量を比べてみたいと思います。
コーヒーのカフェイン量は、レギュラーコーヒーで、100ml当たりおよそ60mgです。
それでは、コップ1杯(200ml)だと、どの程度の差があるのでしょうか?
- レギュラーコーヒー:120mg
- ウーロン茶:40mg
レギュラーコーヒーに比べて、カフェイン両の差が3倍もありますね。
カフェインの含まれた飲み物を飲む場合は、ウーロン茶の方が神経質にならないで、飲める言っていいでしょう。
スポンサーリンクカフェインがカラダに及ぼす影響
目を覚ます効果
カフェインというと、やっぱり、これでしょう。
みなさんがよく知っている、覚醒効果ですね。
その人の体質によっても異なりますが、飲んでから、およそ30分程度で、効果が出るみたいです。
仕事中や車の運転前などに摂ったりする人もいると思いますが、就寝前に、飲んだりすると、眠れなくなったりするので、気を付けましょう。
解熱鎮痛作用がある
カフェインが薬局などに売られている薬にも入っている事は、知っていますか?
その理由として、解熱鎮痛作用があります。
用法用量を守れば、薬にもなるので、カフェインは、人にとても役に立つものだという事が分かりますね。
浮腫みを改善する
カフェインには、利尿作用があります。
この事が、浮腫みの改善に繋がるんです。
しかし、過剰に摂取すると、反対に水分不足になったりするので、適量を飲むのがいいと思います。
胃痛になる恐れがある
胃酸の分泌を促進する効果があるとされるカフェインは、お腹が空いている時に摂ると、反対に胃を痛める場合があります。
カフェインが含まれる飲み物を飲む時は、先に、何かを食べておくと、胃痛になるのを防ぐ事が出来ます。
急性中毒症になる恐れがある
死亡事例もあるカフェイン中毒は、カフェインの神経毒性が原因と言われています。
一般的に、およそ200mg/kgが致死量と言われていて、エナジードリンクの過剰摂取で、発症する事があるので、注意が必要です。
貧血になる恐れがある
鉄分の吸収を阻害してしまうカフェインは、貧血の人にとっては、良くない成分と言えるでしょう。
鉄分がたくさん入った食事をしたとしても、カフェインと一緒に摂ると、効果が減してしまう場合があります。
貧血気味の人は、特に気を付けましょう。
妊婦さんは、特に注意が必要です
ウーロン茶が妊婦に及ぼす影響
胎盤で、赤ちゃんと繋がっている妊婦さんは、カフェインには、注意したいものの一つと言えるでしょう。
カフェインの分解に時間の掛かる妊娠中は、お腹の中の赤ちゃんに、カフェインが流れて行き易いと言われています。
その為に、流産や早産、障害などが引き起こると言われているので、その影響は、重大です。
「ちょっと、ぐらいいいか。」なんて、思う人もいるかもしれないですが、念のため、カフェインが含まれる飲み物は、なるべく摂らない方がいいと思います。
しかし、そんなに、神経質になる事もなくて、妊婦さんは、1日当たり200mg以内であれば、カフェインを摂っても大丈夫と言われています。
神経質になり過ぎて、逆にストレスを溜めないようにしましょう。
子供にも注意が必要です
「子供には、カフェインは良くない」というの事を、聞いた事がある人もいるのでは、ないでしょうか?
小さいお子さんは、大人と比較して、カフェインの分解速度が遅いだけでなく、感受性が強いため、カフェインの興奮作用が長い間、継続したりします。
興奮していると、睡眠時間が減少したり、鉄の吸収も阻害する為、成長期の子供には、悪影響でしょう。
ある程度、成長してから、1日に適量を飲むようにさせましょう。
スポンサーリンクカフェインが入っていないウーロン茶は、あるの?
コーヒーや紅茶には、ノンカフェインの商品もありますが、ウーロン茶のノンカフェインは、出てないようです。
どうしても、お茶が飲みたい場合は、ルイボスティーや麦茶などを飲むといいでしょう。
それでも、ウーロン茶が飲みたい場合は、カフェインの少ないウーロン茶があるので、それを飲むのもいいでしょう。
まとめ
女性も男性も、好きな方が多いのがウーロン茶です。
これまで、カフェイン量に気を付けて、飲んでたという人は、あまり多くないのではないでしょうか。
せっかく美味しく飲んでいたのに、カラダを壊してしまっては、元も子もないでしょう。
カフェインの悪影響を出さない為にも、適量の心掛けて、ウーロン茶を飲むようにして下さいね。