トマトジュースは、人間の体に色々ないい影響をもたらしてくれます。
具体的にどういういい影響があるのでしょうか?
今回は、トマトジュースが体に与える効果を書いていきますね。
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トマトジュースの成分について
トマトジュースが、どういして、人間の体にいい影響を与えてくれるのでしょうか?
それは、トマトジュースに入っている、リコピンとカリウムという、2つの成分があるからなんです。
この2つの成分の名前ぐらいは、聞いた人も多いと思います。
リコピンについて
リコピンは、強い抗酸化力が得られて、血糖値の低下、動脈硬化の予防、老化防止、ガン予防、美肌、ダイエットに効果があるとされます。
とりわけ、ガンの中でも肺ガン、前立腺ガン、乳ガンに効果があると言われています。
美肌効果の中では、にきびの解消、肌のシミなどに高い効果があるとされます。
ダイエット効果では、便秘解消に期待が出来ます。
リコピンは、トマト以外では、スイカやピンクグレープフルーツなどのフルーツに入っています。
抗酸化力とは、いったい、どういものなんでしょうか?
人間が生きていくのに、蓄積されていくものに、活性酸素があります。
活性酸素は、酸素が人間の体内に入ってから、変化したモノです。
この活性酸素は、有害なモノで、「錆」みたいなモノです。
この錆のようなものが、年を取るにつれて、増えてきて、それらが、老化やガン細胞の増加、動脈硬化など、色々な病気に影響を与えるのです。
この活性酸素の働きを阻止する力の事を抗酸化力と言います。
カリウムについて
カリウムは、人間が生きていくのに、不可欠なモノです。
このカリウムが、トマトジュースに、たくさん入っていて、心臓機能、筋肉機能の調整をしてくれます。
又、人間がたくさん摂っているモノに、ナトリウムがありますね。
このナトリウムは、塩分を摂る事によって、カラダに溜まっていくものなんですが、カリウムには、このナトリウムを体の外に出してくれる効果があるんです。
トマトジュースの効果について
浮腫みを改善する
トマトジュースは、足などのむくみの改善に効果があると言われています。
むくみになる原因は、立ちっぱなしなどの環境の影響もあるのですが、根本的な理由として、筋肉量が不足している、筋肉をあまり使っていないなどのカラダの内側の問題にあります。
その為、トマトジュースだけで、浮腫みを完璧に取り除くのは、難しいと思います。
しかし、トマトジュースに入っているカリウムには、浮腫みの原因である塩分をカラダの外に、排出する効果があるので、浮腫みの改善に効果は、あると言っていいでしょう。
美肌効果がある
トマトに入っているリコピンに美肌効果があるのは、メディアでも、取り上げられていますよね。
リコピンがメラニン生成を抑える効果があるそうです。
又、紫外線の影響でコラーゲンが減少してしまう事を防止する、日焼け防止、シワの減少効果などもあると言われています。
ダイエット効果がある
長期的なダイエットにもトマトジュースは、いいでしょう。
ダイエット効果を期待するなら、トマトジュースは、就寝前に飲むようにしましょう。
寝ている間に、活発に動く成長ホルモンに、リコピンの効果が加わると、代謝アップに繋がり痩せ易いカラダになります。
「早くに痩せたい!」という人は、トマトジュースを夕飯に置き換えて、みるのもいいでしょう。
ダイエット効果が高いのは、やはり夜なんです。
夕飯をトマトジュース1、2杯と置き換えましょう。
健康の為に、置き換えダイエットは、長期間で行うのは、止めておいた方がいいと思います。
便秘解消に効く
トマトジュースに、入っているモノに、整腸作用があります。
実際に、お通じが良くなったとか、これまで、1日1回だったのが、2回出るようになったなどの感想を持たれる方もいるようです。
便秘解消の効果を期待するのは、トマトジュースを飲むのは、朝がおすすめです。
二日酔いを解消する
トマトには、トマトに二日酔いを解消する効果があると言われています。
血液の中のアルコール濃度を低くし、アルコールが分解される時の酵素の働きを上げてくれるのどの効果があります。
お酒を飲む前、飲んだ後、二日酔いの時など、いつ飲んでも効果があるのがトマトジュースなんです。
高血圧を改善する効果
トマトジュースのカリウムには、過度なナトリウムをカラダの外に出してくれる効果があります。
高血圧の人に、トマトジュースを飲んで貰うと、6割の人の血圧が下がったとの研究結果もあるぐらいです。
アレルギー、花粉症にも効果あり?
トマトジュースで、花粉症の予防が出来れば、いいですよね。
しかし、トマトジュースには、アレルギーや花粉症を改善したりする効果は、認められていません。
免疫力と腸内環境には、関係があるので、腸内環境を整える事で、症状が緩和されるのは、期待出来ると言われています。
トマトを食べるより、トマトジュースの方が効果的!?
トマトをそのまま食べても、有効成分であるリコピンを摂る事は、出来るのですが、トマトジュースの方がリコピンの吸収が高いと言われているんです。
トマトジュースを作っている企業のデータによると、生のトマトとトマトジュースのリコピンの量を比べると、トマトジュースの方が約4倍もリコピン量が多いらしいんです。
加熱したりする事で、減る栄養素もある中で、リコピンは、違うんですね。
経済的な事や調理の時間を考慮すると、トマトジュースの方が継続し易いでしょう。
なので、そのままのトマトを食べるよりも、トマトジュースの方がおすすめなんです。
スポンサーリンクトマトジュースの効果的な飲み方について
リコピンを効率的にカラダの中に摂るには、どうすればいいのでしょうか?
トマトジュースを加熱すると、トマトの細胞壁が壊れ、リコピンが外へ出されます。
そして、トマトジュース200ml当たり、オリーブオイル20gを足すと、人間のカラダへの吸収力が普通の4倍になるんです!
トマトジュースは、どのタイミングで飲んのがいいのか?
トマトジュースには、前述した通り、ダイエット効果があります。
ダイエット効果をより感じる為には、飲むタイミングが大切です。
トマトジュースを飲むタイミングは、就寝前に、飲むのをオススメします。
摂取量は、1日1回、200mlもあればいいんです。
寝ている間は、人間の体内では、成長ホルモンが活発になります。
成長ホルモンは、ダイエットとの関係が非常に深くて、そこに、リコピンが足される事で、よりダイエット効果が期待出来るでしょう。
しかし、成長ホルモンがきちんと出てないと、就寝前に飲む効果が減っていまします。
ある研究では、
平均の睡眠時間が8時間程度の人に比較して、
- 4時間以下:73%
- 5時間:50%
- 6時間:23%
の割合で、肥満になり易いそうです。
「睡眠時間が短いと、肥満になり易く、睡眠時間が長いと、肥満になり辛い」という事です。
この事から、トマトジュースを飲んだら、十分な睡眠を取る事が大切になります。
早起きの方は、夜に寝る時間を早くするなどするようにした方がいいでしょう。
スポンサーリンクトマトジュースは、無塩の方がいいの?
トマトジュースには、塩が入っているモノと塩が入っていない(無塩、食塩無添加)のモノがあります。
1日の摂取量200mlを塩が入っているモノで摂ると、ナトリウム量換算で、2.4gも摂る事になります。
これは、1日の摂取目安量の5、6gの半分ぐらいも摂ってしまう為に、できるだけ、避けたいですね。
しかし、トマトジュースの成分のカリウムは、塩分で、蓄積されたナトリウムをカラダの外に出す働きがあります。
いくら、カリウムがナトリウムをカラダの外に出してくれるとはいえ、他の食事で、塩分を摂っていたりするでしょう。
自分自身がたくさんの塩分を摂取していると思ったら、無塩のトマトジュースを選ぶでおく方がいいでしょう。
トマトジュースのまとめ
トマトジュースには、リコピンとカリウムが入っていて、そこに、オリーブオイルを入れるて、電子レンジで温めるとより効果的な事や就寝前に飲んで、十分な睡眠を取る事は、分かって貰えたと思います。
人間が健康的に生きていくのには、それなりの工夫が必要になります。
トマトジュースを飲むだけで、それが、簡単に出来てしまうので、非常にオススメです。
今回、紹介した事を活用し、健康な生活を送りましょう。